Senger Naturwelt お手入れ方法

Cuddly Animal シリーズのぬいぐるみを適切に温めるには?

温めて使用する場合は内側のピローを取り出して、ピローのみを温めてください。 外側のぬいぐるみ部分は温められませんのでご注意ください。

 さくらんぼの種またはぶどうの種が入ったピロー

ぬいぐるみのお腹にあるファスナーからピローを取り出し電子レンジやオーブンに入れてください。 ピローは電子レンジに最大 600W30秒~1分間、もしくは 75度のオーブンに 35分間入れて温めてください。特に新生児の場合は、熱くなりすぎると火傷の原因になったり、過熱の危険性があるのてご注意ください。ピローは天然の素材を使っており加熱しすぎると焦げる場合があります。最初は様子を見ながら少しずつ試すようにしてください。 さくらんぼまたはぶどうの種は、芯に熱がこもり長時間温かみを感じていただけます。

 

 スペルトハスクのピロー

ぬいぐるみのお腹にあるファスナーからピローを取り出し、75 度のオーブンで23分加熱してください。 スペルトハスクは、スペルト穀物というパン小麦の原種にあたる古代穀物の殻です。 さくらんぼやぶどうの種とは違った蓄熱性があり、ヒーターやタイル張りのストーブの上でも温めることができます。電子レンジで温めると焦げてしまう場合がありますのでご使用は避けてください。スペルトハスクのピローは殻と殻の間の空気が温まるので、特に抱きしめている時に優しい温かさを感じていただけます。

 

ぬいぐるみが使い始めに毛羽立つのはなぜ?

全ての製作工程を終えた後に、それぞれのぬいぐるみに圧縮空気を吹き付け、最後にブラッシングとクリーナーをかけています。 ですが天然の繊維のみを使っているため、遊び毛を完全に取り除くことはできませんのでご留意下さい。 白い生地を使ったぬいぐるみは、染色や漂白などの加工は 一切行わず織った後に洗浄のみ行っています。 他の色の生地は着色することで粒子がしっかりくっつくのですが、白いぬいぐるみは洗浄のみのため、初めは糸くずが落ちることがあります。 糸くずは、使用している間に無くなりますが、クリーナーで吸い取ったり屋外で叩くことで落ち着きます。 SENGERのぬいぐるみは天然の綿を使用しているため、どうしても初めは糸くずが出てしまいますが 無加工の天然繊維なのでご安心ください。

 

ぬいぐるみの正しい洗い方は ?

ぬいぐるみが汚れたら、まずブラシで粗い汚れを落として下さい。最高品質の天然繊維のみを使用し、ポリエステルを使用していないため、優しく洗ってください。 SENGERのぬいぐみはアイフェル地方のピュアウールで作られているため、中性洗剤またはウール用洗剤で手洗いすることをお勧めします。 洗濯機のご利用やタンブラー乾燥はほつれや縮みの原因となりますのでご遠慮ください。 ぬるま湯をたっぷり用意し、少量のウール用洗剤で優しく押し洗いをしてください。 洗濯の際はこすったり、ブラシをかけたり、過度に回したりしないでください。洗った後は、丁寧に絞ってタオルドライしてください。 乾かすとウール特有の湿った匂いが消えます。乾燥させるときは、定期的にぬいぐるの向きを変えたりすると乾きが早くなります。 コットンのぬいぐるみは、手洗いまたは中性洗剤を使って洗濯機のデリケート洗いで洗うこともできますが、 タンブラー乾燥をするとコットンに塊ができはじめますのでご注意ください。天然繊維なので基本的に手洗いでも小さな塊が発生することがあります。

 

洗濯後の色落ちの原因は?

生地の染色には2つの技法を使っています。本染は主に淡い色に、もう一つの反応染めは主に濃い色に使用されます。 反応染めでは、染める前にまず非塩素系漂白剤で生地を漂白することで、より濃く長持ちするようにしています。 どちらの手法で染めた生地も、柔軟剤の使用は避けてください。 使用する染料はすべて、鉛やその他の有害な添加物を含みません。またアゾ染料は原則 として使用しません。 染料と布を熱加工することで、染料の繊維への吸着をより強くしています。 洗濯後、特に白いぬいぐるみに茶色い変色が見られる場合は、水に長く浸かっていたか、洗濯後にきちんと絞られていなかった可能性が あります。 また、濡れたまま長時間放置すると、色のついた部分の経糸から染料がにじみ出し白い部分に色が移ってしまいますので十分に注意してください。 もし色移りしてしまった場合は、もう一度洗濯していただくことで改善が見られることがあります。

 

なぜぬいぐるみに臭いがするのですか ?

SENGERの製品のほとんどが、ドイツ西部からベルギー東部にかけて広がる標高の低い山地である アイフェルの放牧の羊飼いから手に入れた有機栽培で管理された羊の毛でできています。 羊の毛は、環境に有害な物質を含まない天然繊維であることに加え、いくつかのメリットがあります。 空気中の汚染物質を除去し、温度調節や吸湿の効果もあります。 羊毛の臭いは、羊毛の天然油脂であるラノリンによるもので、汚れから保護し、防水性を高めて くれます。また、羊毛の一本一本の毛を乾燥や傷から守り、中綿は安定し、肌触りがよくなります。 臭いはしばらくすると消えますが、完全に消えることはありません。 特に洗った後は、最初は臭いが強くなりますが乾燥させれば 再び臭いがなくなります。 匂いが気になる場合はぬいぐるみを十分に乾燥させて新鮮な空気にさらすか、 冷凍庫で数時間入れておくのも効果的です。 ただし、濡れたまま冷凍庫に入れないようお気をつけください。

*テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。